バランスト・スコアカード関連書籍   March 2008
 より高収益な会社にする、より大きな収益を上げる、よりよい業績にする。それは、経営者なら誰しもが望むことである。 ただ、ビジネスにかぎらず、何かを向上させたいと思ったり、何かを増加(減少)させようと思った場合、まずしなければならないことがある。

それは、「測定する」ということだ。なぜなら、測定しないことには、実際に向上できたのか、それとも効果がなかったのか、ということが判断できないからだ。 たとえば、あなたが100m走の選手だとして、大会で勝ちたいと思いながら練習しているとする。 しかし、あなたは、今、100mを何秒で走ることができるのかについて、まったくわからない。

そして、数ヵ月間、毎日長時間の練習をかさねた後も、あなたは自分が100m何秒で走ることができるのかについては、まったくわからない。 これでは、自分がどのくらい速くて、どれだけ練習によって速く走れるようになったのかを把握することができない。 そのために、練習を変えるべきか、方向性を変えるべきか、判断のしようがないのだ。

このことは、ビジネスにおいても同様である。自分の会社がどのような方向に向かっているのかということは、測定しなければ、把握できないのである。 そのため、ほとんどの産業には、それぞれ重要となる指標があることが多い。

たとえば、航空産業では、ロード・ファクターと呼ばれる指標がある。航空機における座席有償利用率のことで、 その航空会社がどれだけ効率的に経営しているかを測定できる指標でもある。 また、ホテル産業であれば、客室稼働率が重要な指標といえる。

もし、これらの産業に属する企業が、これらの重要な指標を用いて自社や競合を測定していなければ、 自社がどのような状態で、向上しているのか、それとも停滞しているのか、評価することはできない。 つまり、素晴らしい業績を達成するためには、さまざまな有益な指標で自社を計測し、それらを向上させることが必要なのである。

その指標の種類は、さまざまである。たとえば、前述のロード・ファクターや客室稼働率、製品別・顧客別の収益率、 間接費率、在庫回転率、顧客維持率、市場シェア、客単価、返品率、リードタイム、歩留まり率、製品開発サイクルタイム、 従業員定着率など、本当にたくさんある。そして、それらをきちんと計測し、向上させていくことで、素晴らしい結果が生まれるのである。

このように、自社をさまざまな指標で計測することは、非常に価値のあることである。 もし、あなたが自分の会社に合った指標を見つけ、自社に活かしたいと望むのであれば、 ロバート・キャプランのバランス・スコアカード(バランスト・スコアカード、BSCとも呼ばれる)が非常に有益だ。 遠い昔から測定自体は行われてきたが、ビジネスにおける測定について、体系的にまとめたのはキャプランの功績といえる。 さまざまな評価指標を、きちんと自分の会社に組み込んで、素晴らしい業績を上げたいと望むのであれば、非常におすすめなコンセプトである。

BSC関連書籍:
「バランス・スコアカード」ロバート・S. キャプラン (著), デビッド・P. ノートン (著)
「キャプランとノートンの戦略バランスト・スコアカード」ロバート・S・キャプラン (著), デビッド・P・ノートン (著),
「BSCによるシナジー戦略」ロバート S キャプラン/デビッド P ノートン (著),
「戦略マップ」ロバート・S・キャプラン (著), デビッド・P・ノートン (著)
「コスト戦略と業績管理の統合システム」 ロバート・S. キャプラン (著), ロビン クーパー (著)
(BSCには、直接関係はないが、非常に有益。)
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