末期ガンになったIT社長からの手紙 藤田憲一(著)    
あなたが、明日、3ヵ月の余命宣告を受けたとしたら、どうしますか?

『末期ガンになったIT社長からの手紙』の著者、藤田憲一さんは、 その宣告を受けました。

『2004年の7月に胃ガンの告知を受けました。 ガンは未分化型の硬化ガン。 スキルス胃ガンとも呼ばれることのある悪性度の高いガンでした。

キャスターの逸見政孝さんが患った病気といえば思い出す方も多いでしょう。ドラマでも死に至る病として度々、登場する病気です。

私の手術は成功し、1ヵ月ほどで退院しました。しかし、国立がんセンターの統計では術後の5年生存率が15?20パーセントという数値でした。』(P.18、19)

それから、1年半。

藤田憲一さんは、再発の告知。 つまり、3ヵ月の余命宣告を受けたのです。

『「残念ながら再発です」

多くのガン患者が最初の告知より再発の告知にショックを受けます。 パニック障害や鬱病になる人も少なくありません。 自殺をする人も最初の告知より後の方がずっと多いそうです。 それは一縷の希望を繋いで生きていた人が希望を奪われるからでしょう。

再発予防の抗ガン剤治療などによる激しい副作用と闘ってきた人にとっては尚更でしょう。 とくに数ヵ月単位の余命を宣告される予後の悪いガンの場合、残された時間は多くはありません。

その間にやれることも限られてしまいます。 あっという間に自分の人生が可能性を奪われるショック。 時計がその瞬間から、人生の最後に向かって逆回転を始めるような言い知れない感覚と恐怖。』(P.30、31)

『T医師は言いました。 「平均的には3ヵ月。 ただ1年くらい生存したケースを聞いたことがあります。」』(P.40)

あなたは、明日、3ヵ月の余命宣告を受けたとしたら、どうしますか?

子どもと、もっと話しをしておけばよかった。 もっとたくさんの場所を旅行しておけばよかった。 もっと何かをしておけばよかった。

あなたは、そういう後悔をしたいですか?

僕の人生は、限られていて、短い。 僕は、だんだん年を取り、 そう遠くないいつの日か、この世を去ることになるでしょう。

そして、あなたも。

あなたは、 仕事が忙しくて、 顧客に対応しなければならなくて、 請求に対応しなければならなくて。

たくさんのことをしたいけど、時間はそうたくさんありません。

何兆円持っていても、ビル・ゲイツの1日は、24時間で、 僕の1日も24時間で、そして、あなたの1日も24時間です。

8,979日。 215,496時間。 12,929,760分。 775,785,600秒。

それが、僕の今までの人生の時間です。 そして、今も刻一刻と時を刻み続けています。 つまりそれは、僕が、刻一刻と死に近づいているということです。

あなたの人生の優先順位は何ですか?

すべてのことをしたくても、 すべてのことをするほどの時間は、おそらくないでしょう。 だから、僕らは、何をするのか選ばなければならないのです。

仕事をすること。 家族と一緒にいること。 愛する人と一緒にいること。 どこかの国で、色んな景色を見ること。

なかには、急に死んでしまうこともあるのです。 僕の父がそうでした。 死の前日にさえ、何の気配もありませんでした。 いつもと変わらないと思っていたのに、 次の日には、この世からいなくなっていたのです。

同じことは、心臓発作だったり、脳卒中だったり、 交通事故だったりするのです。 死は、いつ来るのかわからないのです。

アップルコンピュータ社CEOのスティーブ・ジョブズさんのスタンフォード大学でのスピーチを引用します。

『When I was 17, I read a quote that went something like: "If you live each day as if it was your last, someday you'll most certainly be right." It made an impression on me, and since then, for the past 33 years, I have looked in the mirror every morning and asked myself: "If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?" And whenever the answer has been "No" for too many days in a row, I know I need to change something.』

(和訳: 私が17歳だったとき、このような引用句を読みました。 「それぞれの日を、人生最後の日であるかのように生きていれば、いつの日か間違いなくその通りになる日がくるだろう。」 それに、私は強い印象を受けました。そして、それから現在までの33年間。私は、毎朝、鏡を見て自分自身にこう問いかけています。 「もし、今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やるつもりのことを、私はしたいだろうか?」 それに対する答えが、”No”の日が、何日も続くと、私は何か変える必要があることを知るのです。)

もし、今日があなたにとっての人生最後の日だとしたら、 今日やるつもりのことをしたいですか?

もし、今後3ヵ月があなたにとっての人生最後の期間だったとしたら、 今後3ヵ月は何をしていたいですか?

どうしてもやりたいことがあるのであれば、 その計画を立てるのもいいかもしれません。 子どもと一緒に過ごしたいと思っているのであれば、 一緒に過ごすのもいいかもしれません。 子どもは、すぐに成長して、友達をつくり、 親から離れ、そして巣立っていきます。 あなたが、愛する子どもと一緒にいられる時間は、 想像しているほど長くはないのです。

何か、ずっとやりたかったと思うことがあれば、 それをやってみるのもいいかもしれません。 何か、あなたの人生を見つめなおしてみてもいいかもしれません。

もし、今日があなたにとっての人生最後の日だとしたら、 今日やるつもりのことをしたいですか?

もし、今後3ヵ月があなたにとっての人生最後の期間だったとしたら、 今後3ヵ月は何をしていたいですか?

(引用元: Stanford University, Stanford Report)
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