参考となる書籍
「発明家たちの思考回路」エヴァン・I・シュワルツ (著)

発明家の思考だから、ビジネスには関係ないように思えますが、きっとそれが間違いだとすぐに気付くと思います。

ぼくが一番感銘した部分は、

「発明家というと問題の解決がうまい人と思われがちだが、それよりも問題の発見が得意な人と考えたほうがよい。」

「ノーベル賞物理学者で発明家のアルバート・マイケルソンはこう語っている。『概していえば、取り組みがいのある問題を知ることは、取り組みを進めるよりも重要である』」

という部分です。

つまり、普通は解決策が重要に思えてしまいますが、もっと重要なのが問題を正確につきとめるということだということです。

じっくり考えてみると、それが非常に重要だということに気付かされました。

なぜなら、問題をきちんと特定できていない状態で解決策を求めてしまうと、間違った方向に行ってしまうからです。

つまり、問題が間違っていれば、必然的に解決策も間違ってしまうということです。

たとえば、あなたが小石につまずいて転んでケガをしてしまったとします。

怒ったあなたは、周辺の小石を一掃してしまえば、二度と転ぶことはないだろうと思い、問題を「周辺に小石が存在すること」に設定しました。

解決策は、「周辺の掃除」「毎日小石の除去をする」などでした。

しかし、これらの解決策は根本的な解決をもたらすといえるでしょうか。

もっとも得たい結果は「再び転んでケガしないこと」でしょう。

であるのであれば、問題は「転んでしまうこと」だったり、「転んでケガしてしまうこと」だったりするでしょう。

これはカンタンな例なので、誤った問題を設定する人はいないでしょうが、事態が複雑になればなるほど、誤る可能性は高まります。

このことは、ダイレクトにビジネスに関係してくるでしょう。

「もっと利益を上げたい」と思っているとします。

そして、あなたは「売上が上がらないこと」という問題を設定しました。

解決策は、すべて売上を上げる方法でした。

普通、この問題設定は的を射ているように感じられます。

しかし、本当にそうでしょうか?

本当に特定すべき問題は「利益率を上げる価格設定」だったり、「顧客の選別」だったり「商品・サービスの設定」だったりするのかもしれません。

結果、売上を上げる方法を手に入れ、実践し、売上が上がりました。

しかし、結局、薄利での売上だったので、利益はほとんど上がりませんでした。

この例では、一見正解を手に入れたように見えますが、問題の設定が間違っていたため、手に入れたい結果を手に入れることができなかったのです。

正確な問題の特定こそが、重要。
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