参考となる書籍
トム・ピーターズのマニフェスト (3) タレント魂。  トム・ピーターズ (著)

トム・ピーターズ
経営の「超グル」と呼ばれるエコノミスト。
1942年、ボルティモアに生まれ、1974年から2000年までカリフォルニア州北部に住み、現在はバーモント州の1600エーカーの農場で妻スーザン・サージェントと暮らしている。コーネル大学で土木工学の学士号、修士号を取得し、スタンフォード大学で経営学修士号(MBA)、博士号を取得。モスクワ国立経営大学(2004年)などから名誉博士号を授かる。

1966年から 1970年まで米海軍で兵役に就き、ベトナムに2度派遣され(シービー船)ている。帰還して米国国防総省(ペンタゴン)に勤務。1973年から1974年まで、ホワイトハウスの麻薬乱用対策アドバイザーを務める。1974年から1981年まで、マッキンゼー・アンド・カンパニーに勤務し、1979年には同社のパートナー、組織効率化実践リーダーに就任する。国際経営学会、世界生産性協会、国際顧客サービス協会、品質・関与協会の会員。現在、大きなセミナーを年に約75回(半数は海外)開催し、これ以外に数え切れないほど教育研修イベントを、ウェブも含めて行っている。

サマリーとぼくの意見
今までの社会では、トム・ピーターズの親父さんのような人生が典型的な人生だった。それは、同じ会社の同じビルで「41年間!」も働いた人生。(彼の親父さんは、ボルティモア・ガス・アンド・エレクトリック社、つまりPublic Utility(公益事業)系の会社だから、なおさらだ。日本でいえば、東京電力とか、九州電力とか、ガス会社だ。) トム・ピーターズの言うように、「1980年頃の“ホワイトカラーのオフィス奴隷”は、1920年頃の“ブルーカラーの生産現場奴隷”と大した違いはなかった」ってことだろう。

しかし、時代は移り行く。 グローバリゼーションとテクノロジーの進化は、そんな社会を変革しようとしてる。 単純化した仕事は、光ファイバー(もしくは、銅線)とマイクロプロセッサとソフトウェア・プログラム(相当キレる連中が作ったものだ)が飲み込んでしまうだろう。(Salesforce.comやインターネットバンキングはすでに一般的だ。彼らは、世界中の従業員の仕事を何万人分飲み込んだことか。)

しかも、時代はオフショアリングの波が加速してる。日本にいるからって、仕事を日本でしなきゃいけない理由はない。だから、賃金の安い発展途上国(中国、インドなど)にアウトソースしてしまうようになる。ホワイトカラーの仕事も!!!だって、日本語ができてデータがあれば、海の向こうでも仕事ができるからね。

ちょっと前に、ユニクロを代表にブルーカラーの仕事が中国に移動した。その仕事は、縫製だったり、実際の生産だったりと単純労働的なものだけだった。けど、これからは違う。ホワイトカラーの仕事「も」、移動する。つまり、先進国から消えちゃうってこと。

それが話の前提で、トム・ピーターズはそんな(わくわくするような)社会を生き残っていく方法について話をしている。トム・ピーターズのマニフェスト・シリーズは、そんな書籍。そして、その3作目がこの『タレント魂。』。

「タレント」は、「才能」。「才能」についてのストーリーは、「ブランド人間の世界」の話。そんな社会で生き残る方法は、自分の才能だけなんだってこと。

端的に、この書籍の概要を書くと、「才能が命→セクシーなプロジェクトで才能を示せ!→プロジェクトは売り込むべし!(セールス!セールス!)→ぶっ飛んでる発想を!!」ってことになる。

ダニエル・ピンク(『ハイ・コンセプト』っていう本の著者でもある)の『フリーエージェント社会の到来』を読んだことは?その本からの引用がある。フリーランサーあるいは独立して契約を結んでいるアメリカ人の数は、1600万人から2500万人の間。雇用数4人以下の企業で働いているアメリカ人は1200万人から2700万人。すでに3000から5000万人のアメリカ人は「非伝統的な」仕事をしているってことになる。

結論:頼りは自分だけ。

だから、自分の才能を磨く必要がある。ブランド人になること。トム・ピーターズ曰く、「ボク株式会社のCEO」になること。トムは、「ブランド人になれ」生き残りキットの10の特質を教えてくれている。

1. 起業家の頭で考えろ。
2. どんなときにも、“もっと近くに”いろ。
3. マーケティングを大切にしよう。
4. 達人の域をめざせ。
5. 混沌の中で頭角をあらわせ。
6. 元気はつらつの失敗を笑い飛ばそう。
7. テクノロジーを気持ちよく受け入れよう。
8. 若者の前にひざまづこう。
9. 自分の人脈を充実させよう。
10. 「生まれ変わりへの情熱」を育てよう。

「生まれ変わりへの情熱」を育てよう。

次には、セクシーな「すごい」プロジェクトをしようって。毎日のやっつけ仕事ではなくて。 だって、やるからには、でっかいプロジェクト、わくわくするようなプロジェクトをしたほうがいいから。 この本の「はじめに」に書いてあるような感じにはなりたくないでしょ。

トマス・J・ピーターズ 1942年-いつかの没年 とてつもなくスゴイことができたろうに・・・ ボスが許さなかった

ぼくもイヤだ。

その次は、セールスの真髄25。ブランド人間は、自発的な人間。だから、仕事に売り込みは不可欠。トム・ピーターズがセールスのルールをまとめている。

最後は、飛んでる発想法。最後の章では、トム・ピーターズが波乱に満ちた現代を生き抜くために、飛んでる人間になる方法を示してくれている。 いわく「つまらない人と付き合えば、自分もつまらない、死ぬほどつまらない人間になる。飛んでる人と付き合えば、飛んでる、すばらしく飛んでる人間になる」。 飛んでる友人。飛んでる顧客。飛んでる競争相手。飛んでる人たち。飛んでるサプライヤ。飛んでる企業買収。飛んでるディレクター(取締役)。飛んでるプロジェクト。飛んでる出会い。飛んでるアイデア。

『タレント魂。』を読んでいると、わくわくしてくる。トム・ピーターズは、わくわくさせてくれる達人だ。これからの社会は、きっともっと波乱に満ちていて、きっともっと激しい社会になってくる。そんな社会をわくわくして生きていくのに、この本(トム・ピーターズの本は、全部そうだけど)は、ものすごく助けになる。

ぼくの意見も入っているので、純粋にこの書籍のサマリー(概要)じゃなくなってます。なので、面白そうだと思ったら、Amazonか近くの書店(小さな書店はないかも)で購入して読んでみてください。

わくわくするような、あなたの未来(とタレント)に幸運あれ!!!
サイトマップ: 特別レポート 商品:
 • トップページ
 • プロフィール
 • ブログ(1,000冊読書)
 • English
 • リンク集
 • お問い合わせ
 • 特別レポート
 • 無料メールマガジン
 • エッセイ
 • 「おっとり系」公式サイト
 • セミナー収録CD・DVD
 • 講演・セミナー・集中講座
 • コンサルティング
 • ベンチャー参画(参画・戦略策定)